しゅみは人間の分析です

いらんことばかり考えます

キャラクター販売とステータス販売 / 新うどん体験

 主張です。世界的に動いてはいるけど、実現するんだろうか。

 

前提としてキャラクターの好悪は文化に強く依存していて、日本のオタク用のキャラはアジアの一部と世界のごく一部のオタクにしか受けないとかそんなん。また、人によって当然好きなキャラが違うので、とりあえずたくさん用意しましたというのが、妹がn人いるやつからの系譜だろうか。いやもっと前からかも。

というわけで、日本をターゲットにしたスマートフォンゲームとかガチャのあるやつは大抵キャラクターを売っている。そして、付加価値として市場価値の高いキャラクターはゲームの中で強いステータスが振られている。

しかし、主に私が不満なだけなのだけど、キャラクターへの愛着がほとんどない人々が、ゲームの進行としてはオレツエーをしたい場合にガチャで大金を出せというのはあんまりではないか。私はキャラクターが買いたいのではなく、ゲームを楽にプレイするためのステータスを買いたいだけなのに。

なので、私のわがままとしての主張は、ステータスとキャラクターを別々に売り、キャラクターは高価に、ステータスは安価にしてほしいというものである。例えばステータスを装備として販売するとか。*1

ここで問題になるのはキャラクター本体に強さを残すかどうかで、たぶん残すのは残した方が良い。強くて市場価値の高いキャラクターを所有したいユーザも当然たくさんいるから今の市場があるわけで、市場価値高い - 強い, 市場価値低い - 強い or 装備品で強い を別々の販売システムとして提供すると私のようなキャラ愛わからん人間も満足できそうではある。

一応、自分が嬉しい以外のメリットを挙げると、

  • キャラクターを差し替えてローカライズ、カルチャライズするだけで国際展開ができるかもしれない
  • 脳を使わずにとりあえず微課金*2でゲームを進めたいユーザを挫折させずに済む*3
  • FGOのような面倒すぎる戦闘は楽してキャラクターとのコミュニケーションができる

など。

こんな施策をやって全体としての売上がどうなるかは誰にもわからないので、どこかの会社が実験してくれないかな。

 

うどん凄くてジムについて柔軟、有酸素運動、筋トレをする間、うどんを耳から外す必要が全くない。これは体験ですよ。

もちろん家でも同様に外す必要がないです。

*1:FGOがそれと言えないこともないけど、ガチャとしてのシステムがクソなので厳しい

*2:本当に微課金

*3:みんな疲れてるんやで

哲学は精神に悪そう / ウェアラブルいつの間にか来てた / 転の合理性

哲学とか自己分析は精神に悪いということが言いたかった。しかし、無自覚で透明な人間はオッさんである。オッさんは場に悪い影響を与えるのでオッさんにはならない方が良い。

 

特に文脈はありません。 

 

テストはドキュメントの一種というやつです。この意見自体の新規性は無くて、古い本にすら書かれていそう。 

ただ、テストのデータを用意するのがほんとうにほんとうにめんどうでどうにかなってほしい。factory_girlもそんなに使いやすいかというとびみょう……。

 

私が学部に入学したくらいの頃はウェアラブルがまだ流行っていたような気がする。ユビキタスもあった。

しかし、気がつくとスマートフォンによって計算機が持ち歩けるようになり、無線規格でハードウェアとの連携ができるようになっていた。身の回りで見たことあるハードウェアだけでもfitbit, Apple watch, Air Pods, Pokemon Go Plus, vufineが挙げられる。

本命はやはり視覚をARでアレすることだろうけど、物体認識とか目の位置の計測、熱、重さ、バッテリーなどの課題が山積みなのでもう少しかかりそう。ハードウェアベンチャーが実現するのが先か、巨人が自前で作ってしまうのが先か、どうなるだろうか。

日常生活で使うとなると、シースルーのHMDみたいな眼鏡になるとは思うのだけど、シースルーのHMDは映像を重畳させることで文字とかが読めなくなるという問題がある。屋内なら兎も角、都市で使うとなるとさらに課題はありそうだ。Hololensがその辺をどう対処してるのかは気になるので一度体験してみたい。

 

一時期メディア露出していたウェアラブル研究者といえば神戸大学の塚本先生なのだけど、今もウェアラブルバイスの研究をやっているみたい。ただし、軸足はHCIとか空間計測の方向に寄ってそう。とにかく研究のタスク決めと評価がたいへんそう……。

なんでかしらないけど、VRの研究室もAIの研究室も結局人間について研究をすることになる。この領域、認知心理学に片足を突っ込んでいるので実験を行っても直接的に何かを証明することはほぼできない。そこで、代替手段としてアンケートとか脳波、発汗、筋電を取ることになるが、それでも直接的に人間の内部状態を説明するデータになるかというと怪しい……。つらい……。人間は複雑すぎるし嘘をつく……。

 

生物に発現する特性はランダムだから協力行動が強いのだなぁ

逆に向いてることをやらないと集団にする意味が薄れるな

けものフレンズでの、得意なことが違うというのはこのことだろう。なので、社畜は自分にあった仕事をやっていき、合わないのであれば合うところにたどり着くまで転職するのが最適行動になるのかもしれない。

考えたこと / 人間をハックしない🙅 / gitはGUIも使うと良いのでは

 エナジードリンクはカフェインと砂糖。エスプレッソはイタリアでは大量の砂糖をいれて飲みます。つまりエスプレッソはエナジードリンク

 

写真を投稿するViewの機能で一度CDNに乗ったものをinvalidateしてないようなそんな感じ。もしかしたら、同じファイル名のものはバイナリが変わっていても同じパスとして配信してるかもしれない。ファイル量の節約としては正しい戦略ではあるけど、invalidateと組み合わせないとバグるかも。これは妄想です。

 

プルリクエストを通すことを目的にするんじゃなくて、レビューによってコードの品質の分散を抑えることを目的にしましょうね。人間をハックしない🙅。

レビューする側は朝とかてきとうな調子の良い時間を選ぶほうが良い。

 

gitのクライアントCLIじゃなくても困らないので、GUIにしようかしら。何か良いクライアントがあれば良いけど、GHE対応してるかがほげ。

Github for xxxは結構できが良くてGHEにも対応している。最近私はneovimからAtomに8割くらい以降していて、特に困っていない。となるとオペレーションするとき以外はshellを使う必要がないわけで。

git add -p hoge.rbとかやるの結構めんどくさい作業なので、すばやく良いcommitを作っていく作業はGUIの方が向いていると思う。

ただし、rebaseはGithubのクライアントでできるのかわからない。

 

なんか短期記憶とかワーキングメモリがゴミのようにないなぁと思ったらADHDというのがあるのだなぁ。

任意の人類はアスペルガー度合いとかADHD度合い、その他なんかの軸を幾らかずつ持ってる気がしてきた。

お風呂で考えていたら私自身の思考方法に対する仮説モデルができた

主記憶が少ないのと、処理中のプロセスが一定以上の難しい問題だと処理を打ち切ってコンテキストスイッチするんだけど、コンテキストを遅いストレージにスワップアウトしてるので、コンテキストが戻ってきても何もできない。対策としては無限に広いホワイトボードを用意してコンテキスト書き出しておく 

表面上普通に仕事と社会生活はできているので、重度なものでもないんだけど短期記憶がゴミで困っているのでした。しかし、プロセスの打ち切りが速いと結果的により広い可能性を検討する利点もあるような気がしていて悪いところばかりでもない。

考えたこと / ハードウェアの大切さ / 文化

あの記事はスタートアップとかを見て主張した文脈なので別にいいんですが、皆さんもっと我々が何の上でプログラミングしてるか考えたほうがいいんじゃないでしょうか……。

ハードウェア下げソフトウェア上げするのも意味がなくて、両方必要なんですよ……。

現代はソフトウェアの時代という認識はたぶん足りない点があって、ハードウェアとソフトウェアで協調して良いものを作った組織が勝ってるのが今の時代だよ。 

ハードウェアとソフトウェアを対立項として捉えるのも、若者が古い文化を嫌っているので錯覚してるだけだと思う。 

たぶん皆がくさしているのはいかにも日本的なハードウェア中心主義のメーカーに蔓延る文化であって、そこからハードウェアの(日本の)企業ダサいみたいなことを考えているのだろうか。

ただそれは文化の問題であって、ハードウェアを作ることの良し悪しとは切り離さないといけない。日本の旧来企業だろうがなんだろうが良いハードウェアに良いソフトウェアを載せれば商品としての価値は十分に出てくるだろう。*1

そういう意味でみんな嫌いなメーカーと呼ばれる企業群を単純に馬鹿にすることはできなくて、ハードウェアを開発して大量生産し続けている知識の蓄積自体には見るものがあると思っている*2。たとえトップが愚かで非効率的な業務を良しとする文化を維持していたとしても。

私は情報技術が流行れば流行るほど、それを動かすハードウェアが重要になると考えているので、どうしてもソフトウェア最高〜みたいな思想が受け入れられないのでした。

 

 

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正しい歩き方をすると、膝を伸ばしたままかかとを着地させるような動きになる(図2)。対して、足を投げ出すように、かかと - 足の裏を地面に叩きつけていると大きな音がでる(図1)。自分の体重を支える筋肉が無いとこんな動きになるというのは妻の説。ちゃんと歩かないと腰がぶっ壊れるぞ。

私が習った歩行指導では後ろ足が自分の身体の真下を通るとき以外は膝が曲がらないということでした。(図3)

 

 見事にIoTとAIでうける。

 

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挿絵です。

 

私: 組織の人々に洗脳としてインストールされてるのが文化で、その具象が空気なんじゃないでしょうか

妻: 何言ってるかぜんぜんわからん(殴打)

説明不足すぎて怒られた。

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図です。

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妻がブラッシュアップしたらこんなに良い図になりました。

このようにして組織に新しく入った人間が洗脳されて苦しんでいくのではないかという仮説でした。

つまり偉い人をほげほげしないと死です。

追記)共同幻想じゃんこれ

*1:価値があれば売れるということはない

*2:逆にいうと知識と特許だけを目当てに買収されたらそれで終わる程度かもしれない

今日考えたこと / Web vs SIerの不毛さ / 研究について

 出社そのものがストレス。

 4つ耳許容派。

 さいきんのはてブトップを見に行っても何も得られない感すごい。

Webと言われる企業にも要件そのものが複雑なシステムや、金融決済を行うシステムを作っているところがある。SIerの中にもWebを使ったシステムを作るところがある。

また、システムを自社サービスとして作るか受託として作るかもWeb / SIerで切り分けられなくて各社様々である。

なので、両者が作るシステムという観点では違いはなくて注目すべき違いは文化だと思う。今読んでるHow Google WorksにもGoogleが文化を重要視して文化に合う人間を採っていることが説明されていた。

なぜ文化が重要なのかというと、人間を完全にコントロールするには無限の労力が必要だからだ。文化という名の洗脳ができていると、各人の社員は自発的に文化に沿った行動をしてくれる。Web / SIerでそれぞれ村を分けたい人々にとって重要なのは自分の所属している文化と同じものを称揚することである。別にそれはそれで全然構わないので、好きな文化圏で生きてくれという個人的な気持ちではあるのだけど、違うのは文化が主でもはや業としては区別する意味がないよね?ということを言いたかった。

 みんな円盤を買ってくれ。

www.amazon.co.jp

 車両の上に絶対零度よりちょっと高いくらいの温度を維持するシステムおくのやばくないですか。現在の新幹線とは比べ物にならない複雑さだと思うんですが……。

 

以下、別のところに書いた発言。

人間はステートマシンで、経験と自己存在が強く紐付いており、経験として所有する概念を否定されると、それを守る感情が働くという思想を私は持ってる。

自分を守るのは普通の働きだと思うんですが、自覚的だとより良いと思う。

 

airpods最高という気持ちが高まってる 

無線が最高なのはそうなんだけど、他のヘッドセットと違うのはつけたまま寝返り打てる点

 軽くて無線で長距離届く。こんなに生活を変化させるとは思わなかった。

 

助教の研究指導、今思うと完全に正しいことを言っているんだけど、この手のアドバイスはわかった人にしかわからない知見のような気もする。

給与が出るならもう一回研究をやっても良い

とにかく考えていたら考えられるようになるということがわかった

今ならたぶんできるんですが、当時は現代だとありえない目標を設定して、本質的な問題を抽出して解決していくというプロセスを身に着けていなかった。

そもそも考えることが苦手だった時代で、主体的に考えられない状態だったのであまりまともな成果は残せてない。

なぜ考えられるようになったかというと、某有名人が「すべてのものごとに仮説を建てて検証すると良い」といったことを言っていたことを実践したからだ。これを実践したら数年後には考えられるようになっていた。

しかし、無給どころか学費を払ってまで研究をやりたいかというと絶対に嫌だ。

 

想像力という能力がチームで揃うことなんてありえないので、どんなものを作るにしてもプロトタイプを高速に完成させることが重要なのだろうなぁ。 

 はい。

 

サーバルちゃんはどんな描かれてもサーバルちゃんとわかるので良いなぁ。絵柄がよくコントラストされる。 

 たぶん服のデザインが素晴らしいのだと思う。そして、各絵描きの特徴量がよくでてきておもしろい。

プログラマとして健康への取り組み(2)

とりくみ(2)

non117.hatenablog.com

つづきです。

歩行指導

体型が良くない問題の他にも、私には猫背で姿勢が悪い特徴があった。姿勢が悪いと肩が凝り立ち姿も最悪なので問題意識を持っていたところ、ジムで歩行(姿勢)指導コースを発見し申し込んでみることにした。

 

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歩行指導は、30分3800円で1対1の姿勢および歩行の指導が受けられるコースで、月に1回指導を受けて日々の生活で気をつけるべき点を教えてもらい、次の指導で内容の確認やフィードバックを受けるというものだ。
歩行指導は昨年の5月くらいからはじめて8ヶ月くらい経っているが、こちらは筋トレと有酸素運動とは違って目覚ましい効果が現れた。
差分としては、

  • 肩・首の凝りから開放された
  • 立っていて疲れなくなった
  • 猫背が完全に解消されて姿勢が良くなった
  • 歩行時にカロリー消費が増えた(fitbitでの計測)

のような感じで、基本的に良いことしか無いというか最悪な姿勢で無理な筋肉の使い方をしていた状態からまともな姿勢に戻したというだけではある。
された指導の内容は、

  • 腹横筋(おなかを横に走っているコルセット様の筋肉)を常に締める*1
  • 肩甲骨を背骨方向(後ろ下方向)に引っぱる
  • 地面を足で蹴るときに膝を曲げない
  • 腕を振るときは後ろに引くときだけ力を入れる

というものだった。*2基本原則としては、重い頭を背骨で支えるために上半身を安定させ、効率よく地面を蹴って前に進むことを目指している。
たぶん武道やダンスをやったことのない人には腹横筋を締めて生活するのが最も困難で、私は習得するのに半年くらいかかってしまった。

よく噛んで食べる

胃腸を悪くしたときがあったので、妻の真似をしてゆっくりとよく噛んで食べるようにしてみた。これは意識的に始めてから数日で効果が現れ、あれな話だが、消化器の返り値がたいへん良い状態になった。口で食べ物を細かく砕くのも消化の一貫なのが理由だろうと推測している。

まとめ

色々取り組んでお金と時間も費やしてきたが、10ヶ月くらいの経験からいえる結論は、

  • 常日頃意識する行動を改善するのが最も時間・お金・精神のコストパフォーマンスが良い

だった。
(1)の記事にも書いたように、筋肉・贅肉の状態はカロリー収支の結果でしか無いので、入力を減らすか出力を上げることを極端にやれば短期的にでも結果が出る。しかし、いっときのブームでしんどい取り組みをしても長続きはしないので、私はやりたくない。というか長期的に身につくことをやらないと真に健康を目指しているとは言えないのではないか。
なので、緩やかに無理なくカロリー収支を改善するには、特別な行動を介さなくても取り組める日常的な行動をよくしていくのが効率的だという結論になった。
カロリー消費の方で有用そうだったのが姿勢と歩行の改善で、カロリー入力の方での取り組みが食べる速さと食事の内容になる。*3
生きている限り歩行と食事を行わない人はいないので、おそらくこの2つをほんの少しでも改善するのは長期的な健康に寄与するのではないかと思う。

もちろん、オフィスワーカーであるならば何らかの筋トレで筋肉量を維持することは有用なので、両輪としてやっていくのが良い。

以上のように銀の弾丸はないという認識で、短期的に結果が出ることに期待するのはやめて今後も地道に継続していきたいと思います。

蛇足

  • 身体は複雑系で人によって構成が微妙に違うので基本的に一般論は述べられない(免責)
  • 20代から筋肉は減り続けるという話はあるので、筋肉をつける目的でのジムは良い選択だし効率が良い
  • 姿勢と歩行の指導はトレーナーが生徒の姿勢を見てフィードバックを与えるのが主なので、上記のリストを守ったからと言ってその人の良い姿勢に寄与するかどうかはわからない
  • 本気でやるならちゃんと対面で指導を受けないと身につかないと思われる
  • まともな姿勢で楽に歩きたいなら、斜めがけかばんをやめて重いPCを運ぶときはリュックを使い紐をきつめに締めるのが良い

*1:ほんとうに常にやる。立っている時も座っている時も。

*2:人によって歩き方の癖は全然違うので、指導内容は一例にすぎない

*3:当然脂とか炭水化物ばかり食べると歩行で改善したカロリー消費なんてかんたんに吹き飛ぶ

プログラマとして健康への取り組み(1)

背景・問題点

大学生、大学院生と自転車には乗るもののまともに運動をしない生活をしてきた。また、麺や油の多い食品をよく食べる標準的なデブ食生活をしていたので、就職したとたんに贅肉が4, 5kgくらい増えてしまった。
プログラマとして1日に8時間も座る生活をしており、何らかの方法でカロリー支出を増やすしかなかったため去年の3月から対策を講じることにした。

目標

体重というのはわかりやすい指標だし、私も体重を目標にすべきだと思っていたところ、(異常に人間の骨格にくわしい)絵描きである妻*1が、体型のほうが重要だと言っていたので体型を重視するように認識を改めた。
確かに、身体の組成は人によって異なるので、体重という大雑把な指標で身体の肉づきを特徴づけられるとは言い難い。*2
また、客観的な評価が尊いのは確かなのだが、ご家庭にある数万円程度の体重計では精密で信頼のおける数値を出すのは難しいと思われる。*3*4
なので、主観評価でも良いので鏡の前に自然体で立ったときの見た目を指標にすることにした。そもそも、なんとなく鏡の前で自分を見てつらいなぁというのが出発点なので、そこを解決することに意義はあるだろう。

とりくみ(1)

ジム

月なみな手段としてまずジムを選択した。特に好きなスポーツも無いのが理由である。
ネットで近所のジムを見つけて契約を行い、5000円 / 月 + 約800円 / 回で通えるようになった。最初はインストラクターをつけてもらって、マシンの使い方の指導とトレーニング内容の設計を行ってもらった。
トレーニングの設計が終わってからは放牧状態になり、自主的にモチベーションをコントロールして通わなければならないようになった。今は月3, 4回通うようにしている。
ジムでの活動内容は、柔軟 -> 有酸素運動20分 -> マシントレーニング3周 -> 有酸素運動40分にしている。時間が無いときはマシントレーニングを優先して有酸素運動を省略することがある。

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挿絵です。

ジム経過

背中と胸、上腹部の筋肉は増えてきたが、まだ目標達成と言える体型とはいえない。原因は有酸素運動(ルームランナーやオープンストライド)が不足していることで、脂肪があまり減っていない状態だと思われる。
グリコーゲンと脂肪の消費優先度みたいなものはあるが、結局身体はカロリーの入出力と筋肉いじめで体型が決まるので、脂肪を減らすには消費カロリーを増やすか、入力するカロリーを減らすかしか取れる選択肢がない。入力を減らすメジャーな方法が食事制限や糖質制限と呼ばれるもので、確かに短期間で結果を出すことはできるとは思うが、個人的な信条として受け入れられないのでこの方法は取れなかった。
かと言って有酸素運動はなかなかしんどいもので、とにかく時間がかかる問題がある。例えば時速5km/hで歩行しても1時間で400kcal消費できるのが良いところで、負荷の高いオープンストライドでも1時間あたり600kcalである。*51時間もルームランナーなどで過ごすのは本当に苦痛で、心理的には相当効率が悪い。まだ外を歩いている方がマシなので、最近は毎日数km余計に歩くようにしている。*6

マシントレーニングを経験してわかったのが、筋トレマシンは特定の筋肉に対して負荷をかけるようにできていることだった。確かに、腹筋などの自重トレーニングで大雑把に筋肉を痛めつけることは可能なのだけど、マシンを使うと関節の可動域が制限されるため、特定の筋肉を効率的に鍛えることができるようだ。*7

ジムまとめ

  • ジムは効率的に筋肉を増やすためには良い環境ではあるが、脂肪を減らすには苦痛な環境だった

時間がたくさんある、あるいはルームランナーについているテレビを苦痛なく見られる人はジムで有酸素運動をしまくれば良いと思う。しかし、暇なことに耐えられない人間は有酸素運動にコストをかけられないので、他の方法で消費カロリーを増やす必要がある。

 

長くなったのでいったん記事をわけ、次の記事では最も効果が出た歩行指導について書きます。

non117.hatenablog.com

*1:合気道経験者で姿勢が良い

*2:体脂肪率と組み合わせれば意味が出てくるが、後述のとおり家庭では正確に測るのが難しい

*3:ただし、ジムなどにある数百万円の体重計は数回の計測で筋肉量や骨量なども出してくれるので、そのような設備が気軽に利用できるならば数値を指標にしても良いと思う

*4:人体に抵抗はある以上、体脂肪率を測る方法も2極だと精度に難がありそうな気がするんですが、どうなんでしょうかその辺

*5:脂肪は9kcal/gで、1時間の運動がすべて脂肪から消費されるわけでもない

*6:歩行は最高で、歩きながら考え事をすると難しい設計もいい感じにまとまるので、どんどん散歩するようにしている

*7:まともなフォームでトレーニングを行えば